今夜、どこで寝る

旅と踊りと酒

【巡礼10日目】LisbonーSevilla

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起床して11時までぐだぐだしてからリスボンの街を散策しにいった。

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港町だからか、なんでもようこそ!ごちゃまぜ!という感じで街のエネルギーが気持ちいい。新しいものをいつも歓迎している感じがする。ナザレも良かったし、リスボンも好きだなぁ。ポルトガルのこと本当に大好きになりました。

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海を眺める。

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リスボン大聖堂の前で昼食。
ヨーロッパはどこに行ってもコーヒー美味しくていいですね。

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お土産屋で買ったポストカードを書く。
タイルのマグネットが可愛くてついたくさん買ってしまった。

 

昼過ぎのバスでセビージャに戻りました。
駅から10分くらいの安ホテルに宿泊。
次の日はまたセビージャからタリファというスペイン最南端の港町に移動して、モロッコのタンジェに移動だよ。

【巡礼9日目】NazareーLisbonーSintra

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NazareからLisbonへ早朝バスで戻った。

 

Lisbonの宿でチェックイン手続きしてて、このあとシントラに行くの!って行ったら、あ、じゃあうちのツアー参加したら?ちょうどいま1人だけキャンセルでたから空いてるよ、車で全部まわってくれるよ。とのことでありがたく参加させてもらった。超ラッキー!

 

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シントラ、ロカ岬、海辺の町の散策1日ツアー。

これが本当にめちゃ楽しくて。1日回って40ユーロで、車で全部移動して、それだけでもお得感あったんだけど、何がよかったってガイドさんが最高だった。

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三つ編みにメガネのラブリーな感じの人だったんだけど知識やホスピタリティがものすごく、何を聞いても答えられるし、それぞれの場所の歴史的背景やちょっとした情報がぽんぽんでてくる。

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そのツアー、私以外はみんな知り合いで、いきなり1人で参加しちゃった私に対する気遣いもしてくれた。ポールダンスやってるって言ったらアクロヨガやったことある?って聞かれて、アクロヨガとかコンタクトインプロの話で盛り上がった。話題の幅がすごく広かった。

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元気で明るくみんなを盛り上げつつ、ここはローカルな人しか知らないビーチだよ!といろんなビーチに連れて行ってくれて、とにかくこのガイドさんあってのツアーだなこれは…と本当に感心させられた。

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そうして1日を終えて寝て起きて今、あー、あのガイドさんみたいなことやりたいなってふと思った。


せっかく多少言語にステ振りしてるのにまったく活かせてないなってのもあったけど、地元に友達が来たときに観光地をめぐって色々説明したりツアーガイドみたいなことしたときに、

「私これ結構向いてるな」

って思ってたんだよね。

その土地のことを調べて人に説明したり案内したりすること。

しかもそれすごい楽しいし。

調べることもその知識を伝えることも、案内することも。

 

それに加えて、昨日ツアーのあとに一緒に行った人たちとご飯してて日本のこと色々聞かれて…
日本の一番の問題は何?とか、いま北朝鮮と緊張状態だよね?ミサイルのことテレビで見たよ、とか、日本人は自国のことどういう風に思ってるの?とか聞かれて英語で答えてるときに、それもすごく楽しかったというか…なかなかそんなこと説明する場面もなかったし。


それで、英語とかその他の言語(今の私ならスペイン語かな)で、自国のことを説明したり、観光地に案内してそこの歴史的背景や情報を伝えたり、質問されて答えたりするのすげー楽しそうだな、やりがいありそうだなって思った。

年齢とか性別もあんまり関係なさそうだし、語学力と知識、コミュ力の賜物なきがする。


大手の会社に所属するのもアリなんだろうけど、いまならairbnbで個人で日帰り観光ツアー作ったりもできるわけだし、ひとつそのために勉強してみるのもアリかな…って思い始めた。言語と歴史。通訳案内士の資格めっちゃ難関らしいんだけども。

まずは英検一級とるとこからかなぁ…二級とってから随分経つので記憶も怪しいけど…

【巡礼8日目】Nazare

前日早寝したので早起き。
スーパーが開くのを待ってパスタを買い、作って食べる。

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巡礼用の歩くぞ!って感じの服しか持って来ていなかったので、なんか欲しいなーと思ってTシャツを購入。
宿に戻って着替えて、シャワーを浴び、荷物の整理。
ボーダフォンを見つけたのでポルトガルのSIMを購入。この国はあと数日だけどあるに越したことはない。

 

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昼は昨日と同じレストランへ。

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海を見ながらイワシと、今日はタコのサラダを頼んでみた。
このタコもなかなか美味しかった。やっぱりビールに合う。
昨日はビールが小さいグラスできたけど今日はハーフパイントできた。
やっぱりイワシにかかっている塩が美味しい。この辺の海塩なのかな。
他の魚も食べて見たかったけど、1人だと食べられる量に限界がある。

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路地裏で猫と遊んだり、アイスを食べる人を眺めたり、ビーチで夕陽を眺めた。
世界の端まできて、やっと本当にやりたかったことができた感じ。

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なぜか宿のおばちゃんに葡萄もらいました。

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明日は朝早くにリスボンに戻って、シントラ、レガレイラ宮殿、ロカ岬などをまわる予定。
たのしみだなー。
ナザレも最高に好きになったので、また来たいな。次は彼女と。

【巡礼7日目】LisbonーNazare

10時過ぎにナザレに到着。
え、ここ?みたいな街はずれっぽい場所に降ろされますが、一応そこがバス乗り場であるらしい。

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Googleマップには載ってないんだけど、この公立図書館のすぐ隣。帰るバスに乗るときもここを目指せばオッケー。

 

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薄曇りのナザレの街を、とりあえず海に向かって歩く。
潮風を感じた瞬間、ふっとなにかがほぐれた気がした。海の香り。

 

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荒れた海を横目に宿まで歩いていく。
可愛らしいテーブルセットのレストランがたくさん並んでいる。今日の昼は絶対にナザレ名物「イワシの塩焼き」を食べる。ビールも飲むぞ。

宿について荷物を置き、身軽になってまずは散策。
ケーブルカーの乗り場を発見したので、どこにいくか知らんけどとりあえず乗車。

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片道1.5ユーロ。5分も経たずに到着。
崖の上にも集落があり、教会があったので入ってみる。

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モンセラットでも見た黒いマリア像があったのでお祈り。
日本にいたらなかなか教会にはいることもないけど、神社やお寺とはまた違って気持ちよく荘厳な空間。結構好きだ。

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ナザレの街を眺める。ポストカードを買って彼女に手紙を書く。

下の街にまたケーブルカーで戻り、土産物屋を冷やかした後にレストランへ。
絶対に海の見える席で食べたい!!!!と思って海側の席が空いてるお店へ。 

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とりあえずビール、そしてイワシの塩焼きと海老のガーリックソースがけを頼む。

海老が最高にビールに合う
イワシも塩加減が絶妙だし、芋とか野菜と一緒に食べると超いい。イワシをこんなに美味しいと思ったのは初めて。塩が違うのかなあ。
ビールがどんどん進む。この店wifiもあったし店員さんも親切でよかった。

結構酔っ払ってしまったのと、前日移動が長くて疲れていたので宿に帰ってそのまま爆睡してしまった。

 

【巡礼6日目】SevillaーLisbon

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22:30に宿からsevilla santa justaに徒歩で到着。

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リスボン行きのチケットは片道52ユーロ。
GO EUROというアプリでALSAという会社のチケットをとって、PDFをiPhoneに保存しといたのですが、画面を見せるとプリントしてなきゃダメだと言われる。
次からはプリントしてこいよ、今回はいいけど、とのことで名前とチケットの番号を手書きで控えていた。可能ならばプリントしたほうがいいっぽい。
ここで運転手にoriente駅かsete rios駅かどちらで降りるかを聞かれる。
チケットにはorienteと書いてあるがsete riosにも止まるらしい。
私はそのままsete rios 9:00発のバスでnazareに向かうため、sete riosで降りたいと言ったら難なく了承された。
荷物をいれる場所が降りる駅によって違うかららしい。荷物を預ける人はお気をつけて。私はリュックなので預けませんでした。


バスは自由席だったので乗り込んで少しうとうと。
駅が始発でそのほかにバスターミナルでも乗客を乗せていた。
特に満席ということもなく、2人分のシートを使わせていただき横になって爆睡。
海外の方が心なしかシートピッチが広くてこの寝方がしやすくていい。本当にどこでも寝れる。
トイレ休憩も2回はあった。SAみたいなところで飲み物やパン、お菓子など買えます。
WIFIとかコンセントは無し。

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セビージャ時間23時発、リスボン時間5:00頃着。7時間の乗車だった。
チケットには6時に着くと書いてあるがそれはセビージャの時間のため要注意。実際には時差があるのでリスボンには5時につきます。
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ついたらnazare行きのチケットの発券。
REDE expressという会社がlisbonーnazare間のバスを運行しています。
この機械に、チケット購入の際にきたメールに書いてある6桁の予約番号を入力。
PDFも送ってくるけど、そっちには載ってない謎の数字なので要注意されたし。
打ち込むと紙のチケットが発券されます。
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トイレは有料、0.5ユーロ。

ちなみに奥の方にあるREDE expressの待合所?にはコンセントがあり充電ができます。

早朝ということもあり周りの探索は特にせず。

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バスターミナルでてすぐのところにカフェはあり。

 

ちなみにこのバスターミナルのwifiはクソ弱です。クソ弱ですが、バスが乗り込んできた瞬間だけwifiつきのバスのフリーwifiをキャッチできるのでメールチェックくらいは可能だよ。

そうじゃないときは歩き回ってフリーwifiの電波を探査する形です。

 

追記

上記のように書きましたが、バスターミナルを出てすぐのところにバスの駐車場があり、駐車しているバスからフリーwifiが拾えました。

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この車体を見かけたら近づいてみるとよし。

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このREDEのフリーwifiが拾えます。ネットを使わなきゃいけないときにいいと思います。

【巡礼5日目】TarregaーSevilla

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もう歩いてないだろってツッコミはさておき。

朝だと思ったら朝だし、巡礼の旅だと思えば巡礼なのではないでしょうか。多分。

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今日もお空が綺麗。

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初、アンダルシア地方。

ヤシ生えてる!!!!!!

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同じスペイン国内でも結構雰囲気違って雨白い。

 

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仮眠のためにとった宿で水筒を破損。

結構長く使ったなー。今までありがとうね。

 

さて今夜はこれから夜行バスでリスボンへ。

明日はどうなるかな。イワシ食べれるかな。

【巡礼4日目】CerveraーTarrega 12km

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6:30に出発。
街には誰もいない。

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太陽が追いかけてくるのを感じる。東から西に歩いてるんだなぁ。

ついに寝袋を捨てました。
この4日間、荷物を何かしら少しずつ捨ててきたんだけど…実は寝袋、一回も使ってない。
なぜなら最初のアルベルゲではシーツを貸してくれたり、そもそもアルベルゲがなくホステルやホテルに泊まったら寝袋を使う必要がなかったからです。
もう使わないかなとおもって、ちょっと高かったけど使わないならいらないなと思い捨てました。こういう潔さは自分の長所だと思う。

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物理的に軽くなったこと、よしもう好きなことやるぞ!と思えたことでとても荷物が軽くなり、ものすごいハイペースで歩いた。足が勝手に歩いてしまった感じ。

それでめちゃ早く街に着いてしまいそうだったので、途中で長めの休憩を何回かとって10:00にはTarregaに到着。

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街中も可能な限りゆっくりと歩き、宿の場所を確認。宿の近くのカフェで、the スペインって感じの激甘なパンとカフェコンレチェで朝食。

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普段は甘いものを一切食べないけど、この組み合わせだと甘いのとコーヒーの苦みがマッチしてハマりそう。

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宿にチェックインして荷ほどきをし、この後の計画を立てる。
海が見たい。海の見える街に行きたい。とりあえず、明日はセビージャに移動して、そのあとリスボン、リスボンからナザレに行きます。
イワシの炭火焼きが名物らしいのでめっちゃ食べたい。

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私は本当に人を頼ったり、甘えるのが苦手で、もしくは甘えすぎてしまって相手の心を押しつぶしてしまうのではという不安がずっとあった。
それでもいまの彼女にはすごく素直に甘えてしまうし気持ちの面でとても頼りにしている。不思議なことです。
今はとにかく、海が見たい、船に乗りたい、彼女に会いたいので、そのやりたいこと3点セットを自分の心の赴くままに遂行していきます。

とはいえ一応巡礼と名付けたこの旅、ナザレもその後行きたい場所も、なんか聖地っぽい場所なので、縁があるのかなと思っている。
cami sant jaume 75kmを歩いて、次は自分オリジナルの巡礼に突入であります。
早く潮風を感じたいよーっ