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今夜、どこで寝る

旅と踊りと酒

書きたいことが頭からこぼれていく

今週のお題「2017年にやりたいこと」

 

2017年になっちゃいましたねー。

毎年毎年カウントダウンしたりして新年を楽しんでる気もするし、何のことはない日常のように過ごしてるような気もするし。陽はまた昇りますね。
頭の中でたくさん文章が生まれてきてもその時に書いておかないと、どこかへ泡のように消えていく。思いついたその瞬間に書いておかないと、波打ち際に書いた落書きのように一瞬でなくなる。
どんなつまんないことでもいいからちゃんと書き残しておかないとなー。
自分にとって意味のあることを書いていきたいなー。

 

昨年までは、それはそれは他人の顔色を伺って生きてきました。
よくあるタイプの機能不全家庭で育ったために、実家にいるときは気の休まる時間が本当になかった。正直なんで殴られてたのか今も分からないし、多分理由なんてないんでしょう。
しかし「理由がない」からこそ怖いんですよねー。どんな理由で殴られるか、怒鳴られるか、投げ飛ばされるかわかんないから、いつもいつでも顔色伺わなきゃいけなくなる。
よくドラマとかで、虐待を受けてる子供が、親がちょっと手を挙げた瞬間に構える演技をするけどあれ見るたびに「あーよくやってたなーあれ」と思う。そしてそれをやることでまた殴られる。繰り返し繰り返し。
くだらねートラウマだなーと思うけど、確実に根深くて、きっと一生ついてまわる。

このような家庭で育つと特殊能力が身につくんですよ。
その名も「コールドリーディング」
きっとみんな一度は聞いたことあるでしょう。
wikipediaさんからの引用によると
「外観を観察したり何気ない会話を交わしたりするだけで相手のことを言い当て、相手に「わたしはあなたよりもあなたのことをよく知っている」と信じさせる話術である。」
とのことなんだけど、もうちょっとざっくり言うと、
相手が何考えてるか、見てるだけで何となく察知する能力
のことだと思います。


最初はこの「なんとなく相手を見てるだけで何考えてるかわかる」ってことに名前があると思ってなかったんだけど、何年か前にこの記事を読んで確信に至った。

lair-onett.hatenablog.com

この記事では
・幼少期に虐待を受けている
・本をたくさん読んでいる
・多くの人と接する
・経験を分析する
ことによってコールドリーディングができるようになるとのこと。
私の経験からすると、これらの条件外にはなるけど、水商売のお姉ちゃんにもコールドリーディングができるようになる人がいる。

 

夜のお店で働いていると、どうしてもお客さんの反応を見ることが多くなる。
私の場合は、なんとなーく顔を見たり、手足の動きを見てると、
「もう帰りたいのかなー」
「私のことタイプじゃないんだなー」
「左隣に座ってる子と連絡先交換したいんだろうなー」
「こういうお店好きじゃないんだろうなー」
なんていうのがわかるので、自ずと対処が楽になる。

 

で、よくよく話を聞いてみると、カンのいい子や、経験が豊富な子、接客センスがある子は同じ能力を発揮している。
相手をよく観察し、ほんのすこし会話をしただけで、その人がなぜお店に来てどんなことを求めていて、どういう会話をしたいのか、すぐに見抜いてしまう。
そしてガンガン売れていきめちゃくちゃお金を稼いでキリのいいところで夜を辞める。潔くて美しい生き方だと思う。

これ、仕事だとすごく便利な能力なのですけど、プライベート、特に恋愛でこのスイッチが入っちゃうとすんごく辛い。
常に相手の顔色を伺い、少しでも不機嫌になられたら全力でご機嫌とりにいく。
相手がそれに慣れて、もしくは味をしめて、不機嫌を言葉ではなく態度で表すようになる。どんどん思ってることを話さなくなる。
私が察するのを待つようになる。
私は限界ギリギリまでそれを続けるが、MPを使い果たし、ジ・エンド。

 

昨年、MPを使い果たすどころか魔力の源を誤って森の深い泉に投げ込んでしまい、しばらく魔法が使えなさそうなのです。
生身の人間として、盾と剣を手に生きていくしかないので、魔力を使わなきゃいけない人間関係は去年で終わり。
今年は、森の深い泉と、美しいけど恐ろしい海に裸で潜って、素敵なものとかわけのわからない遺物とかを拾ってきて、それをスーツケースに詰めて行商にでも出るかな。売れるかな。行商したいな。
たくさん売れたら美味しいものでも食べて、生身の人間と笑って踊ろう。
おわり。