今夜、どこで寝る

旅と踊りと酒

9/29 雑記

・いろんなやり方がある
ずっとずっと古傷を自分でえぐりまくってそこから出た血をインクにして文章を書いている。
そういうタイプの物書きもいると思う。傷はそのうちふさがるし古傷だから致命傷にはならない。
ほんのちょっと暗い気持ちになっていても、そういう風に何かを作った日なんだと思って多めに見てほしい。
誰かを傷つけたり、何かを犠牲になんてしたりしないから。
傷つけるとしたらそれはいつも自分自身で、捧げるとしたらこの身以外の何物でもない。
絶対にあなたを傷つけたりしないように、静かに工夫しながら自分を削っていくから心配しないでくれたら嬉しい。
暗い裏庭で静かに確実に深い穴を掘って、その中にあるものを泥まみれになってとってこなきゃいけない時もある。
本当なら私だって、森の奥の綺麗な泉にダイビングのフル装備で潜って、魚とか見ながら良いものを持ってきたい。
そういうところに行けない時の方が多いから、お家の裏庭から何かを持ってこなきゃいけないとしたら、畑に生ってるものなんかじゃダメなんですよね。そんなもの売れないでしょ。誰も欲しいと思わないでしょ。
たまにはそういうのをお家の前で100円くらいの値付けで売りに出すかもしれないけど、それはそれでしかない。

ずっと昔の手酷い失恋の時に、一日中聴いていた歌を聴きながら作業してたらすごく励まされていることに気がついた。
いい曲だなあ。阿部真央ちゃんの「世界はまだ君を知らない」です。
彼女の鈴のような、それでいて力強い歌声がすごく好みです。
いつだってね、負けたくないのは本当は自分自身だけなんですね。相手なんてどこにもいないの。
「いつだって前を見て頑張ってる君が好きだ」ってまっすぐに言ったり言われたりしたいな。

 

・夢みたいな生活
とても現実離れした生活をしている。都合の良い夢を見させてもらっているみたい。
同時進行でたくさんの文章を書き進めていて、久々にエンジンかかってきた感がある。
近々良いお知らせをいくつか出来そうです。年内には大きな動きもありそう。
いろいろ頭の中で考え事もするけど、結局屋根のあるところで眠れて飯が食えるってのが一番だなと立ち返る。
そんな生活の中に踊りと物書きがあればそれでいいかなーと思う。