今夜、どこで寝る

旅と踊りと酒

上手っぽい文章を書く方法

目のかゆみとくしゃみに春を感じています!こんにちわ!
洗濯物に付いた花粉でかゆみ倍増。自然に慈悲はない。

さて先日、スナックまなつというイベントをした際に、
「どうやったら文章がうまくなりますか?」
という質問をいただきました。

まず上手い文章ってなんなんだろうな〜。と改めて考えてみました。
会社員時代に、仕事として文章を書いていたことはあったけど、その時は
「わかりやすく・簡単に・短く」
っていう制限付きの記事しか書いてませんでした。
つまるところその三点を押さえとけば
「読みやすい」
文章は書けるのかなーと思います。
「読みやすい」文章と「上手」な文書は違うものだと私は思っています。
読む人の好みもあるだろうし、どういう媒体に書くかでも変わる。ブログなのかnoteなのかお手紙なのか、紙で読むのか電子機器で読むのかでも全然違う。
いまのところ、私はインターネット上に文章を書き続けてたこともあって、自分はWEB上で読むのに特化した文章を書く人なのだと思っている。
そういう前提も踏まえて、私が「こういう風に書いたら上手っぽい文章になるかなー」と気をつけていることをメモしておきます。

 

・その1 リズム感

1にリズム、2にリズム、3・4がなくて5にリズムっつーくらい読んだ時のテンポ感は大切にしています。具体的にどうするかというと、口に出して読み上げた時に読みやすい文章であるかどうかをチェック。自分で読んでいてつっかえるような文なら書き直す。同じ言葉が重複して出てくる時は違う言葉に書き換える。
あと、そのリズム感を守るために紙の媒体で適用されてる細かいルールはかなり無視していますね…。例えばこの「無視していますね…」の三点リーダって確か2個連続で使わなきゃいけないんだよね?WEBには関係ねえ!自分の中の読みやすさ・違和感のなさを最重視!この宣誓を法と心得よ!

 

・その2 思いついたことを箇条書き

まさにこの記事の書き方なんですけど、最初にタイトルを決めといて、1〜4の見出しを書き、頭のどうでもいい挨拶文を適当にでっち上げます。見出しに肉付けしていって、最後にまとめを書いて終わり。家の建て方と一緒ですね。伝えたいことの土台(タイトル)を作り、柱(見出し)を立て、壁や内装(中身の文章)をくっつける。
あんまり考えずにバーッと書いてくときもあるんですけど、記事っぽいのを書くときはこういう書き方のがはかどります。

 

・その3 語彙のストックを作る

文章を書くのはアウトプット、これを人間に例えると、一旦咀嚼したものを消化してうんこにせずゲロとして吐き出すということです。突然汚いたとえで大変申し訳ないのですが、うんこにしてしまうと他人に見せずにトイレに流してしまいますよね。文章を書いて公開するというのは、通常であればうんこにして流すはずのものをあえて口からでろでろ吐き出して見せびらかす変態行為です。その変態行為にはきちんと名前が付いていて、あえて咀嚼したものをぶっかけたり食べ物をぐちゃぐちゃにする行為をフードクラッシュというそうです。
っていうどうでもいいことをブログに書くために、ありとあらゆる媒体や本や映画を常日頃から見ておくこと。ただし全く興味のもてないものは別に見ない。苦痛だからです。

 

・その4 文章書くタイムを捻出

日常をボヘ〜っと過ごしていると気づいたら夜が来て朝になり、雪が溶けて川になって流れていきます。大概の人間は承認欲求が肥大しているかお金になるか以外の選択肢で文章を毎日死ぬほど書きまくったりはしません。あ〜なかなかブログ書けないな〜と思っている、それが正常な状態なのです。
しかしながらそれでは上手っぽい文章が書けない。文章を書くことは筋トレなのです。ある日突然めちゃ最高の良文が書けるようになったりはしません。
30分、時間があったら3日分の日記が書ける。私は先月からnoteで「踊り子の日々」という月額課金マガジンを始めたので、絶対に絶対に日記を書かなきゃいけないのですが、それもこれも文章の筋トレのためです。
書かなきゃいけない状況に自分を追い込みましょう。
今までは「喫茶店に行って3〜4時間だらだらコーヒー飲みながらのんびりエンジンがかかるのを待ってからじゃないと書けな〜い」とか言ってましたが、最近は死ぬほど忙しいのでそんなこと言ってられないのです。空き時間があればその隙間を使う。語学の勉強と一緒です。喋らなければいけない状況に自分を追い込み、隙間時間に勉強する。気分の切り替えをサクサク行い、時間を有効に使うべし。

 

まとめ

・「読みやすい」と「上手い」は微妙に違う(ただし両立はする)
・自分の伝えたいことをただしく伝えるためには世間のルールに囚われない。この世はバーリトゥード。
・良い文章を書くためにはインプット・大切・興味のあることをどんどん入れよ。
・手を動かさないと文章は生まれない。隙間時間でガンガンアウトプットする。
・いろいろ書いたけど自分が楽しく書けるのが一番ですよ。Enjoy!

おわり。