今週のお題「家飲み」
お題に乗っかってみまーす。
好きな人とする家飲みって最高ですよね。最高でしかない。
私は人混みとうるさいところが苦手で、静かな場所でゆっくりするのが好き。
ぎゃーぎゃー騒いで飲むのも楽しいけど、毎回それだと疲れてしまう。
落ち着ける場所で、気の許せる人と思い切り語らいながらお酒を飲むと超楽しい。
それの最たる例が「家飲み」です。
とっても仲の良いお友達と、今夜は一晩中語るぞ!という気分の日。
お友達が来るまでに何作ろうかな〜とレシピを考えるところから始まり、その人のお酒の好みから献立を組み立てたり、季節の素材を使ってみようかなとワクワクしたり。
そろそろ気温も暑くなってきたしさっぱりしたもの作ろうかな、じゃあそれに合わせてお酒買ってきてもらおうかな…とか。
またはデパ地下グルメ持ち寄り・ちょっとだけ豪華なデリを買い込んでもいい。
適当に映画を流して、だらだらして、氷が足りなくなったらコンビニに買いに行く。
本当に気の置けない人と話していると話題が尽きないし、寝るのがもったいないし、ずっとずっとこの夜が続けばいいのにと思ったりする。
または恋人だったり、恋人になるかもしれない人と家で飲むのもまた格別である。
その場合は、一緒にご飯を作ったりしてもいいし、DVDを借りに行ってお互い好きなのを1枚ずつ選んでみたり。良さがある…。
映画を見ながらお酒を飲んで、眠くなったらそのまま寝れるのも良い。
外で飲むと電車に乗って帰るのがめんどくさすぎてそこで一瞬気分が落ちるけど、家だったらそのまま寝れるしイチャついても誰にも文句言われない。
もともとがインドア派で、大人になって多少お外に出る喜びを知ったので、やっぱり自分のお家や相手のお家っていう「安心できる場所」に二人きりでいることが最高に好きなんだな。
縄張り意識が強すぎるのかもしれない。お外は気が抜けなくて疲れます。
二人だけの秘密の場所で、誰にも知られず時間や関係を築くのが楽しいな。
大事なものはみんなに見せびらかさずに、大切に大切に隠しておきたい派閥です。少数派なんだろうか。
遊園地に行ったり、お洒落をして出かけたり、旅行に行くのだって大好きだ。
好きな人と出かけられればそれが楽しい。
でもそんな特別なデートも、ごく普通の日常の、当たり前に訪れる週末のなんでもない家飲みを重ねているからこそ輝くのだと思う。
なんでもない風に見える時間を一つずつ重ねていくと、何もかもがちょっとずつ特別になる。
そういう恋のはじめの方のやたらキラキラした感覚を、ずっと覚えておきたいなあと思っている。
待ち合わせしてあなたを見つけて、手をつないで歩き始める瞬間が一番楽しいデートです。
おわり。