今夜、どこで寝る

旅と踊りと酒

言葉の呪いを解いていく

「もう若くないから」と自分で言ってる人がいたら、本当にそう思ってるのか聞く。
「もう若くないでしょ」と言われたら、それを決めるのはあなたではなく私ですと言う。

 

自分の年齢や容姿や中身を自分で貶めることは「呪い」でしかない。
もう若くないって言った瞬間に本当にそうなっちゃうし、ブスだのデブだの言ったら本当にそうなっていってしまうんですよ…。
老いも若きも男も女も、今日でそういうのやめにしてほしい。
なぜなら自分を呪った人はやがて人をも呪うようになるからです。
自分も若くないからあなたも若くない、とかね。勘弁してくれ。
自分のことは自分で決めていいんですよ。
自分が美しいと思ったら、美しいし、可愛いと思ったら可愛い。
人の価値観なんてどうでもいいんだ、自分で自分を美しいと思ったらそれが真実であり事実なんだもん。
すごく素敵な人や魅力的な人が、世の中に渦巻く言葉の力に押しつぶされて自分を卑下しているのを見ると本当に悲しい。

 

何も見目麗しい人だけの話ではない。
その人にしかない素敵な価値観や、物の見方、センス、輝く部分があるのに(たとえ本心でなくうわべの言葉でも)自分を否定しているのはもったいないなと思ってしまう。
自分や身内を下げるのよくないよー。本当にヤダ。
敵やライバルが存在する世界ではなく、自分だけの王国で自分が一番!と堂々としている人が好きです。
自信満々の美人とか、これが一番だって打ち出せるものがある人は最高。
そういうの、みんなあると思うんだよなー。一部の特別な人だけじゃないと思うよ。
誰もが誰かに誇れるすばらしいものを、その人自身を、持ってると思う。
もっとぐいぐい自己PRしてくれよ、倉庫にしまってちゃわかんないよ、という気持ち。
どんなに良いものだって店頭に出さなきゃ売れないもんね。
あーもったいないもったいない。みんな売れるもんがあるのに黴くさい箱の中にしまい込んでどうするの。誰かが見つけてくれるの待ってる場合じゃないよ。自分で店先に持ってかなきゃいけないんだよ。


その人の持ってるこれが最高!これが大好き!私のこれをどうぞご覧あれ!っつー品評会をお酒を飲みながら見るのが超楽しいですよ。
そういう飲み会とかしたらいいんじゃないかな?世の中。お酒が美味しくなるよ。
おわり。