今夜、どこで寝る

旅と踊りと酒

好きな作家・作品

お題「好きな作家」

お題スロット初めて使った!
というわけで好きな作家について。

中島らもがめっちゃ好きです。
特に「水に似た感情」がお気に入りです。

 

水に似た感情 (集英社文庫)

水に似た感情 (集英社文庫)

 

 

らもさんの小説はほとんど丸々事実だったりする「私小説」の体を取っているものが多くて、私もすごく影響されている。
私はそもそも小説を書きたいと思って文章を書き続けているんですが、書くとしたらそれはやっぱり私小説になるんだろうなと思う。
結局自分で体験したこと、それに近いことじゃないとうまく書けない。
だからいろいろなところに行ったり、実際に自分で試してみたいと思う。

 

作家単位でいうと、野中柊さんもお気に入りです。

ダリア (集英社文庫)

ダリア (集英社文庫)

 

 

中学生の時初めて読んで衝撃を受けた。
中学生が読むにはちょっと刺激的な内容かもしれない。
帰国子女の主人公が生と性のはざま、男と女の間で揺れ動く感じ。
ずっと紙の本で手元に置いておきたい一冊。

 

みんな大好き村上春樹。
私はダンス・ダンス・ダンスを何度も読み返しています。

 

ダンス・ダンス・ダンス(上) (講談社文庫)

ダンス・ダンス・ダンス(上) (講談社文庫)

 

 

村上春樹の小説ってなんかこう…何度も読み返したくなる。
内容は全部わかってるんだけど、文章を追っていくのが気持ちいい。

 

旅行に絶対持って行きたいのは「ハチ公の最後の恋人」

 

ハチ公の最後の恋人 (中公文庫)

ハチ公の最後の恋人 (中公文庫)

 

 

この本に思い入れがありすぎて、空港で見かけては何冊も買ってしまっている。
永遠にバイブルだし、これも紙の本でずっと持っていたい。

 

私は本を読むとき一行ずつ文章を追うのではなく、パッと目にはいる1ページ分を一気に脳内で処理している…感じ…なので文庫本で本を読む方が楽です。
1ページの範囲が狭いから読み込むのが楽というか。
多分こういう読み方をしているのは、小学校に入る前に親に読み書きを教わっていて、学校独特の「1行ずつ文字を追って朗読する」スタイルを身に付ける前に読書する習慣を得たからだと思う。
だからなのかわからないけど本を読むのは結構早い。
小説の文庫本なら、内容にもよるけど1時間位で読み終わる。
その代わり読みとばしてるところもあるので、何回も読む。
同じ本を何度も読むことは新しい発見があって楽しいです。
何度も読んだ本をあえて「1行ずつ」読んでみることもある。すごく新鮮な気持ちになる。
最近はめっきり電子書籍ばかり購入しているけど、本当にお気に入りの本は紙で持っている。
ページをめくるってそれだけで楽しいね。
おわり。