今夜、どこで寝る

旅と踊りと酒

3/16スナックまなつレポ&次回は5/18(金)だよ

3/16(金)にスナックまなつを無事開催することができました。

・みんなで作るスナックまなつ

会場となったイベントバー・エデンさんは初めて使う場所で、物の位置を把握できていなかったため、最初の一時間くらいはお客さんと必死に皿やコップや爪楊枝を探すのに終始しました。(爪楊枝はid:sudashitt さんが見つけてくれた)
食べ物を出したり帰る人を見送ったりするのをなぜかその場にいる人全員で行っていて、やはりお店というのは店主が作るのではなくその場にいる人全員で作っていくものなのだなあ…とちょっと感激した。しかし全員がぞろぞろ帰る人を見送りに外に出始めたのはちょっと笑いました。みなさん善人すぎる。

・食べ物が無限に湧いてくる

ここが超スナックっぽいなあと思ったんだけど、差し入れをたくさんいただいたことでどんどん食べ物が出せるんですよ。私の中のスナックのイメージはなんか知らんけど常に食事が出てくる、おつまみがたくさん無料でもらえるってところなので、気がついたらスナックみが高まっていた良かった。なんでスナックってあんなに食べ物出てくるのかな?謎い。

・チーママのファインプレー

今回、かわいい女子をチーママとして呼んでいたんですけど、ポールダンスもできるしストリップの追っかけをしていたりと、思わぬ引き出しの多さ・そしてめちゃめちゃ仕事ができるというスーパーファインプレーを見せてくれました。
しかも事前に「どんな服着たらいいですか?」と聞かれたので「スナックっぽい服着てきてよ」と言ったら本当にものすごいスナックっぽい服で来た。これ以上ないスナック感だった。私は普通の私服だったので逆に申し訳なかったです。次回は気合いを入れ直して超絶スナックっぽい服を用意しておこうと思いました。

・みんながそれぞれ交流していて超良かった
私がボケーっとしていてもお客さん同士が自然と仲良くなってお話ししてくれてたのがとても嬉しかった。これぞスナックの醍醐味。バーよりも気取らず、居酒屋よりも適度な距離感、だけど楽しくおしゃべりできる。本当に良い空間でありました。

 

 

sudachigirl.hatenablog.jp

www.nanakorobiyaoki-sui.com

嬉しい感想もらった!!わーい!

 

次回は5/18(金)同じくバーエデンです。
要予約で5月頭くらいから予約受付しようと思います。
また皆さんに会えるのを楽しみにしてま〜す。
チーママもきます。
おわり。

 

愛はすべてのドアを開く鍵/映画「シェイプ・オブ・ウォーター」感想

アカデミー賞受賞しましたねえ…。
ということでシェイプ・オブ・ウォーター見に行ってきました。
ネタバレありの感想です。

 


THE SHAPE OF WATER | Official Trailer | FOX Searchlight

 

ざっくり感想

・私たちはみんな違ってみんなマイノリティであるということを思い知らされる

この物語の主人公、イライザは話すことができない女性。耳は聞こえるけど声が出せないので手話で話しています。米国の極秘研究施設で掃除婦をしていて、仲良しは同僚の黒人女性ゼルダと、隣人でゲイの画家ジャイルズ。謎の水中生物が施設に運ばれてきたところから物語が動き始めます。
「この映画はマイノリティに焦点を当てている・ポリコレ満載の作品だ」という感想もチラホラ見かけて、確かにそう言うこともできると思った。それでいて、ではどこにマジョリティがいたのか?という疑問もある。私からしたらストリックランドですらマジョリティではない。そもそも多数派なんてこの世にいるのかな、実際のところ、という物事の大前提を自分に問いかけさせる作品だと思う。


・劇中で一番悲惨なのはストリックランド

前述の通り、ストリックランドはマジョリティではない。というか、そうなれなかった人。絵に描いたような幸せな家庭を持ち、高級車に乗り、白人男性として社会の頂点に立っているような心持ちの彼だが決して心は満たされていない。認められないことに対する不安や、そもそも「認められ」なければいけないのか、という根底に対する悲哀。愛を知りたかった人。仕事の功績や美しい妻、2人の子供、大きな家や車といった目に見える付属品抜きで、本当の意味で自分自身を愛したかった人なんだと思った。心の鍵は自分から自分への愛でしか開けられない。それをこじ開けようと他人を利用し、絶望の淵に追いやられる。もういいんだよ、もう休め…!と言ってあげたくなる人でした。しんどい。

・水中のラブシーンは今まで見た中で一番綺麗なラブシーンだった

半魚人の彼とイライザのお風呂場でのラブシーンがとても美しくて印象的だった。官能的なんだけどアートっぽさもあって、いやらしいはずなのに目が離せない。ドキドキするけどもっと見たい、そんな感じ。

・愛はすべてのドアを開く鍵

愛を知り種族を超えてドアを開いたイライザ、果敢に挑んだけれど心折れたジャイルズ、鍵穴をこじ開けようとして沈んでいったストリックランド。鍵を開けることができるのは運もある。
けれど自分の心のドアは誰しもが開けるチャンスを持っている。

・キリスト教っぽいモチーフ
キリスト教では魚=イエス・キリストのシンボル。その他にもストリックランドが聖書の一節を話したり、半魚人の彼の股間が収納式だったり(大天使は両性具有という説から?)、撃たれても復活する半魚人がイエス・キリストの復活そのものっぽかったりと何かとキリスト教的な要素が多かった。

 

 


Guillermo Del Toro talks "Pan's Labyrinth"

そのあとパンズラビリンスも見返した。

・やっぱりギレルモ・デル・トロは神話モチーフが好き

タイトルの「パンズラビリンス」のパンは、ギリシャ神話の牧神パーン。今作のスペイン語タイトルはEl laberinto del faunoでファウノの迷宮。このファウノというのはローマ神話に出てくる神様でパーンと同一視されているもの。ちなみにパーンはサトゥルスという同じくギリシャ神話の精霊とも同一視されてます。
パーン=ファウノ=サトゥルスというのは半身半獣。パーンの神話で有名なのが、テューポーンという怪物に襲われた時の逸話。あまりに慌てたので海に逃げるか山に逃げるか迷ってしまい、上半身が山羊、下半身は魚になってしまった。そこから転じて、海の底から山の頂まで全てたどり着くことができるとされている。
山羊座の神様でもあるんですが、このパーンがめっちゃ劇中山羊座っぽいんですよね…。期限やルールにうるさいところとか、何かを順番にやらせようとするところとか。
そして最後は主人公を結果的に死に誘うんだけども、ここにも神話的な暗喩がある。パーンであるところのサトゥルスは農耕の神様。そして、神様に仕える農夫、死神でもある。死にゆく人の命を鎌で刈り入れ、その魂が迷わぬよう神様のところへ連れて行ってくれる役割なのです。

・悲惨な話だと思い込んでいたけどラストは美しかった
ずいぶん昔に見たので悲惨な話だと思い込んでいたけど、見返したら思ったよりも美しくて良い映画だった。スペイン語の勉強にもなるし時たま見返そうと思います。

 

3/6雑記 今年もfreeeで確定申告したよ

あったかかったり寒かったりわけのわかんない時期ですね〜
花粉も始まったし、眠くて仕方ない。もう少し寝かせて。

 

・今年もfreeeで確定申告したよ

www.dokodeneru.com

www.dokodeneru.com

keiei.freee.co.jp

ぽちぽち打ち込んでいけばあっという間に確定申告の書類ができるので超便利です。freeeを使って確定申告するのは今年で4回目?かな?
私はiPad miniにfreeeのアプリを入れて、入力からコンビニのマルチプリントへ出力するところまで全部iPad miniで行ってます。

唯一の不満は、「ファミマ・サークルK」のコピー機へデータを送る際、出力ファイルに、アップロードするファイル名に使えない文字が使われていて、仕方なしセブンのマルチプリントで対応したことです。
freeeさん、申告書類PDFのファイル名を英数字のみで記号無しにするか、こちらで変更できるようにしてほしいです…。どうかご検討お願いします。

 

・「バーフバリ 伝説誕生」みたよ

噂のすごい映画の前日譚というか前編というか見ました(Amazonプライムで)
THE インド映画!!!って部分もあるけど南インドの映画だからかダンスシーン少なめ。
近々続編の「王の凱旋」見るのでその時感想は合わせて。
シヴァガミの名言が好きすぎて困る。この宣言を法と心得よ!!

 

・伊豆に行った

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もはや暑かった。汗だくで桜を見ました。

それでも、愛さずにはいられない/映画「恋とボルバキア」感想

小野さやか監督のドキュメンタリー作品「恋とボルバキア」をパートナーと見に行った。

 

映画『恋とボルバキア』公式サイト

 

思うことはたくさんあって、言葉にするのがとても難しい。 きちんと記事の体裁にしたいけど、まずは箇条書きでどんどん綴ってみたいと思う。

 

・みひろちゃん超かわいい
「恋とボルバキア」は女装男子とその周辺にスポットを当てたドキュメンタリー作品。作品内にはメインとなる登場人物が7人登場する。
印象的だった女装男子、みひろちゃんについて語りたい。
まず、可愛いの。マジで。
最初画面に登場した時、「ぱっと見女性にしか見えない」という語りとともにみひろちゃんが道端に立っていて(おそらく立たされていて)男性にナンパされまくってるシーンだったんだけど、その男性たちの気持ちが私にはわかりました。
かけたいのよ声。可愛いしエロい。すごく可愛い。
服のセンスがめちゃめちゃよくて、絶妙にエロくて可愛い服を着ている。
メイクもとっても上手。自分に似合うものを知ってる人だと思った。
そんなみひろちゃんは、恋をしている。相手は女装男子をテーマにした雑誌の編集者。彼女持ち。
彼女がいることを知りながらも恋心を止められないみひろちゃんが、ものすごくいじらしい。
愛おしいとすら思ってしまった。
「そんな男やめて私にしなよ!!絶対幸せにするから!!」
と抱きしめてあげたくなる。
まあみひろちゃんは私にそんなこと言われても何も感じないかと思いますが…
気持ちは止められない、親にもカミングアウトし、彼女がいるとわかっていても恋をしてしまう。
みひろちゃんがとても魅力的に映るのは、容姿だけでなくて彼女がとても素直に生きているからだと思った。自分の望むものを知っていて、それを欲しいと声に出して言える。でも、押し付けたりしない。優しさもある。
監督のアフタートークによると、その後みひろちゃんは別の人にも恋をしているとのことだったので、どうか彼女が楽しく幸せに生きていることを願うばかりだ。恋をして、今日も可愛い服を着ているのかな。素直な気持ちで生きているみひろちゃんの姿が、胸に刺さった。

 

・レズビアンカップルの役割分担
じゅりあんとはずみちゃんはカップル。じゅりあんは心も体も女性で、はずみちゃんは体が男に生まれてきてしまった。でも心は女の子。二人とも性自認が女だから、二人はレズビアンカップル。
それでもじゅりあんは「偽物レズビアン」と呼ばれるらしい。はずみちゃんが男として生まれてきたから?そんなの間違ってるだろ。ここに関しては、本当に怒りしかなかった。人の関係性を、ライフスタイルを、生き方を、偽物だなんて言う権利がどこの誰にある?心の底から腹がたったし、じゅりあんの気持ちを考えると涙が出た。
じゅりあんは子供が欲しい。でもはずみちゃんにそのつもりはない。女性ホルモンの治療もしていて精子が少なくなっているから、子供ができる可能性も低い。二人の気持ちはなかなか交わらない。平行線が続く。
はずみちゃんは女の子として扱われたい。そう思うとじゅりあんは、男みたいに振舞わなければいけないのかと思い悩む。はずみちゃんより背も低い、女性らしい見た目のじゅりあん。二人は愛し合っている、そしてお互いの役割を演じている。男役、女役、パートナーとはなんなんだろうか?
これはレズビアンカップルによく起こりがちな問題だ。
男性っぽい見た目の方が男っぽく振舞ったり、食事をおごったり、一緒に暮らしていたら生活費を負担したり。
もちろん二人の自由だから、それで心地よければいいけど、もし「そうしなければ」と思ってどちらかが「リードする側」を引き受けているなら、苦しいだろう。
私は、見た目やタチネコにかかわらず、お互いに支え合えるカップルがいい。甘えたり、甘えてもらったり、おごる時もあればおごられる時もある。マイノリティ(と世間から思われている)カップルなのだから、世間の規範からはぶっ飛んだ存在にりたい。なかなかそうはなれない彼女たちのどうにもならない不自由さを歯がゆく感じたけど、それでも一緒にいることを選び続けている二人に強さや深い愛情を感じた。本当に素敵なカップル。

 

・「願いは叶わない」それでも生きていくし、恋もする
映画のパンフレットには出演者のコメントが掲載されている。
そこに書かれていた
「「本当の願いは、叶わないよ。」だから、生きがいがある。そう思っています(井上魅夜)」
「この映画は”果たされない思い”を描いた作品だと思う。(蓮見はずみ)」
この二人のコメントがとても印象的に感じた。
女の子として生まれてきたかった。お父さんに愛されたかった。彼女がいる人を好きになってしまった。好きな人の子供が欲しい(でも無理)。
願いは叶わない、それでも日々は続くし、人のことを好きになる。愛してしまう。苦しくても、辛くても、愛することは多分やめられない。愛されたいと思うことを、止められない。
それは人として生まれたサガなのだろう。この作品に関わらず、今この世にある多くの創作物で語られていることで、口にするまでもないのかもしれない。愛さずにはいられない。愛してほしい。
ないものを欲しがって、どうにもならないことを嘆いて、人生は続く。


LGBTQに焦点を当てた映画だけど、本当のテーマは「ないものねだり」であり「愛すること・愛されること」なのかなと感じた。
恋をしている人、悩んでいる人、生きるのがしんどい人に見てもらいたい映画です。
おわり。

スナックまなつは3/16(金)池袋イベントバーエデンでやります

みなさんこんにちわ。

まさかの告知日程ミスで3/17(土)と書いてしまいましたが、


スナックまなつは
3/16(金)にやります。
3/16(金)17:00〜23:00です。


お酒が飲めない人も飲める人もお気軽にどうぞ〜
席の予約もできますがもう埋まりつつある!
ご連絡ください。

 

日時

3/16(金)17:00〜23:00

場所 東京都豊島区千早2-18-4 富有マンション1F

www65.atwiki.jp

料金

チャージ1000円ワンドリンク付き
以降1杯500円(アルコール・ノンアル共通)
一応シャンパンとか抜きものも数量限定でご用意予定。5000円〜
あと日本酒も出す(予定)こちらも1杯500円。

備考
・食べ物の持ち込みOKです。差し入れ歓迎である。

・酒は飲んでも飲まれるな。

・チーママが来ます。

・みんな仲良く。

・一応この日に「おっぱいが大きかったので会社員を辞めてポールダンサーになった話」がkindleで出版される予定なので、買ってくれた人には何かサービスあります。考え中。

・店内撮影はご自分の手元のみOK。人は写さない。

・お席のご予約できます。遅い時間は応相談。メールかtwitterで話しかけてください。

 

以上、よろしくメカドック。
おわり。

 

3/16(金)17:00〜23:00 スナックまなつ@池袋 イベントバーエデン

みなさんこんにちわ。
いろいろありまして「スナックまなつ」やります。

お酒が飲めない人も飲める人もお気軽にどうぞ〜

 

日時

3/16(金)17:00〜23:00

場所 東京都豊島区千早2-18-4 富有マンション1F

www65.atwiki.jp

料金

チャージ1000円ワンドリンク付き
以降1杯500円(アルコール・ノンアル共通)
一応シャンパンとか抜きものも数量限定でご用意予定。5000円〜
あと日本酒も出す(予定)こちらも1杯500円。

備考
・食べ物の持ち込みOKです。差し入れ歓迎である。

・酒は飲んでも飲まれるな。

・チーママが来ます。

・みんな仲良く。

・一応この日に「おっぱいが大きかったので会社員を辞めてポールダンサーになった話」がkindleで出版される予定なので、買ってくれた人には何かサービスあります。考え中。

※追記 絶賛延びているので来てくれた方にささやかなものあげます(数量限定)

・店内撮影はご自分の手元のみOK。人は写さない。

・お席のご予約できます。遅い時間は応相談。メールかtwitterで話しかけてください。

 

以上、よろしくメカドック。
おわり。

 

3/17(土)11:30新宿 女子だけでストリップを見る会

どうもこんにちわ。
皆さまはストリップ見たことありますか?

ないなら見ましょう。なぜなら良い。すごく良い。

 

新宿ニューアート

 

ストリップの良いところ

・踊り子さんが可愛い。マジで。アイドル並み
・踊り子さんの肉体美がすごい。背筋みて。
・踊り子さんの対応が神。ツーショでポラロイドを撮れるのですが超良い。
・なんと観覧している人々も神。女子客にも暖かい対応。安心して観れます。
・なぜか女子は3000円で観覧可。1人20分×5人の踊り子さんのショーが1日中見放題で3000円。
・何より踊り子さんのショーが尊い。美しい。泣ける。最高。

こんな文字列を見ても何の感慨も湧かないと思いますので、どうか騙されたと思ってストリップを見ましょう。

 

参加するためには
・成人していること
・性自認が女性(性自認が女性で戸籍が男性でも参加OKですけどその場合多分男性料金になります、箱側の判断で)
・入場料3000円を持ってくる
・ポラロイドでツーショットを撮りたい人は1回500円〜1000円なのでその分も忘れずに。売り上げは踊り子さんの応援になります。
・11:30にここに集合する

私と知り合いじゃなくても全然構いません。
席取りをしますので可能であれば dokodeneru@gmail.comか、私のツイッター

まなつ (@dokodeneru) | Twitter に連絡ください。当日でもOKです。

 

以上、質問があればお気軽に〜。
美しいものを見て良い気分になりましょう。
おわり。